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犬とのんびり田舎暮らしの日記  ~犬と歩む・自然と共に生きる~

悪性黒色腫 病理検査結果

6月2日に、たーちゃんの左上の奥歯(一番奥ではないです)。


エプリスだと思うけど手術切除して病理検査にまわすしか断定できない。といわれつつ、全身麻酔が怖くて(たーちゃんの肝酵素値はめちゃくちゃ高い)まずは、局所麻酔でメスで切り取ってもらい、結果判明した「悪性黒色腫 メラノーマ」。


写真を撮るのをすっかり忘れてしまいましたが、、 よくネットで出てくる「メラノーマ」みたいに黒くなかった。


顔の正面から見てなんかちょっと盛り上がってる? と、たまたま気が付いたんです。


ほんとうに、私が寝転がっていて、その上にたーちゃんが来て、「ハアハア」ってニコニコ顔で笑っている顔を
下からみたときに、「はっ」って。。


はじめに、病院に連れていったとき先生に「メラノーマじゃないですよね?」なんて、なぜか聞いたんですよね。。 

先生は、「いや、メラノーマはこんなんじゃない」って言ってたけど、、、(信頼している先生ですよ。あしからず) 

飼い主の勘。ですかね。 というか、神のお告げやね。きっと。



6月15日に、全身麻酔ついでにまずCTを撮り、その後の手術となりました。

骨、リンパ、肺には転移はCTで診たところ、「セーフ」。

転移はしていませんでした。
だから、顎はとらなかった。


歯茎をエナメル質のところまで取り除き、上唇の粘膜を剥がして、なくなったところに縫い付けて再生を促す。
そういう処置でした。


6月17日にはすぐに結果がでたのですが、父の葬儀が17日だった為、18日に病院に行ってきました。

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病理組織診断名

悪性黒色腫 (2箇所) malignant melanoma


 送付された材料では明らかな腫瘤は確認されなかったが、発赤部を含む2箇所の粘膜上皮内~その
直下の粘膜組織において、少量のメラニン色素を含有する短紡錘形~不整形の異形細胞が胞巣構造を形成しつつ少量増殖していた。

腫瘍巣周囲の粘膜下組織では様々な程度に、形質細胞やリンパ球が浸潤していた。

発赤部の腫瘍巣は完全に切除されていたが、残る1個の腫瘍巣付近では、歯付着側の切除縁でメラニン色素を含有する細胞が少量観察された。

 
送付材料内では、悪性黒色腫の微小な腫瘍巣が2個観察された。

 
今回切除された各腫瘍巣では、腫瘍細胞が周囲組織へ顕著な浸潤性を示して増殖する像は観察されなかった。

切除縁はしばしば挫滅が加わっており、メラニン色素を貪食したマクロファージとの鑑別には至らないが、1個の腫瘍巣付近の歯肉付着部側の切除縁ではメラニン含有細胞が少数確認された。

念のため経過観察が必要と思われる。

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だから、再発予防! 免疫力強化! ナチュラルキラー細胞を増やす! 

こういうことで、一緒に笑って生きて行くぜいー。

DNAワクチンという、口腔メラノーマの特効薬はアメリカでは既に使用されていますが、日本では治験の段階。

日本でも病院が限られています。

時間があれば、岐阜大学で手術をさせてみてもよかったかもしれない。(手術をその大学病院で行い、なおかつ適応範囲に入る子だけ治験がうけれます)でも、一刻を争う腫瘍を取り除けて正解だったと、私は納得しています。


樹状細胞ワクチンも、地元の病院では行うことができませんでした。

病理検査用に取った細胞から、癌のタイプを学習させ、その癌を攻撃することのできるワクチン。

万が一再発したら、どちらかやりたい。
と思ってます。


現在は食事のさらなる改善。と、日本冬虫夏草のサプリ「コルディM」、合成でないビタミンCのため「ローズヒップの粉<bio>」、アニマストラス、ビーポーレン、ヒルトンハーブからの”Immunity plus”、亜麻仁油。
のローテーション。 冬虫夏草メインにあげています。ビタミンCも。 


あとは、肝臓のためにも、マリアアザミ(チンキと、ハーブと時々わけてます)。 そして、薬のウルソ。

あ、鳥取大学の「ルペオール」という口腔がんに効くというわれているワクチンに関しては、現在主治医に調べてもらっています。

これはやるかもしれません。


そして、県内の別の病院で「活性化リンパ球療法」の点滴も考えています。

たーちゃんの血液からリンパ球を培養し、点滴で体内に入れる。人間でも効果のある療法です。

痛いこと、体力が落ちてしまうこと、は 緊急対応以外はしないつもりですが、それ以外でできることがあれば
たーちゃんと相談してやっていこうと思っています。

ストレスにならないように。

CTを撮ったときに、発覚した肝臓の異物数か所。

肝臓の右には重要な機能や血管があるそうですが、たーちゃんの場合左側になにか小さなものが見つかりました。


これが、肝酵素数値を高くしていた原因ではないかな?? と。  



これが、どういうものであるのかは 針を刺す生検。または、開腹してみないと分からないそうです。

5年前だったら、おすすめしていました。と先生に言われました。


でも、たーちゃん15歳。 その肝臓にある何かは悪さはしてない様子。 だから、これはそっと眠っておいてもらうことにします。

「結節性過形成」というものかもしれない。とのこと。


肝臓の結節性過形成 は、高齢の犬に見られる良性病変であり、臨床的には問題になる症状もみられません。 

10歳以上の犬の70% 14歳以上の犬の100%でみられるそうです


うん!!! 肝臓に関しては、結節性過形成だと、私の勘が言ってます。034.gif



たーちゃんのQuality Of Life がベストだから、安心して笑って幸せに生きれるように。


わたしも、あーちゃんも、母も、もちろんたーちゃんも、毎日笑っています。 父も見守ってくれてるしね。


ながい、ながーいブログになってしまいましたが。。。読んでいただきありがとうございます。043.gif
Commented by Kumiko at 2015-07-01 20:29 x
早期発見で本当に良かった。
そして手術も速攻受けれて良かったです。
一刻を争うものですものね。

私が同じ立場でも、annitamahさんと同じ選択をしていたと思います。
まずは自然療法や食事療法をして、これまで通り、ストレスを与えないようにして、それでも万が一悪い方向へ行ってしまうなら、このようなワクチンなども考慮します。

でもなるだけ、使いたくない。
最後の手段って感じです。

たーちゃんが笑っていることが一番の特効薬ですね。
こちらは問題なさそう^^

「結節性過形成」って初めて聞きました。
時間あるとき調べてみよっ。
Commented by annitamah at 2015-07-02 10:02
Kumikoさん

・・・涙。ありがとうございます。
何が一番いいのかは、本当に分からないですけど、、でも、
最善をつくして、あとは神様にゆだねる。しか、ないですもんねぇ。。けど、チーム
Commented by annitamah at 2015-07-02 10:03
つづき、
あれ、投稿してしまいました。。途中で。。
けど、チームでがんばっていきますですよーーー。
by annitamah | 2015-07-01 09:40 | さよならメラノーマ&肥満細胞腫 | Comments(3)

縁あって家族になった犬と一緒に日本に帰国。田舎でひっそりと自然を感じながらの暮らしを気が向くままに綴る。犬を笑わすことに生きがいを感じる日々。       LOVE ,PEACE & DOG LIFE BLOG

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